円型生爪
円型生爪は把握力が違います。
円型生爪は把握幅が違います。
円型生爪
角爪
- 角爪が幅3cmの棒状で、3方向(3点)から材料を固定するのに対して円型生爪は120°扇形で包み込む形状。
- 円型生爪は高速加工時のバランスにも配慮して仕上げています。
歪軽減『120°生爪』
角爪と当社円型生爪の加工歪 比較図
NC旋盤用生爪 歪理論を図解してみました。
円型生爪は120°の扇状のため、把握物が大きくなっても把握幅が一定の大きさを保ち、歪みの発生を抑えることができます。
角生爪の場合は把握物が大きくなると、把握幅の割合が小さくなるため、歪みが発生します。加工特性からいくと角生爪はベストじゃないですよね!
偏心加工もお任せ
円型生爪は把握物が広い!
角爪一辺倒で全ての形状の加工を行っていませんか?
実は『角爪』は中実加工にのみ最適な爪なのです。
把握物が空洞のものや薄物などの場合、角爪で締め付けるとそこに力がかかりすぎる場合があり、時には歪みやビビリの原因になっている場合があります。その点、扇爪は掴む面積が広くなる分、力のかかり方が角爪よりも均一になり、歪み軽減やビビリ防止に役立つと言えます。
円型生爪は把握物を選びません!
爪で数値を比較してみました
円型生爪の良さを目で知ってください!
計測前、製品が歪んでないことを確認し『円型生爪』と『角爪』のアルミ円筒品加工の度合いを測ってみました。
チャッキング前
歪み:0
角生爪でチャッキング
歪み:2/100
円型生爪でチャッキング
歪み:0 数値変動なし!